○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより議案第11号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
大貫郁太郎君)
起立全員であります。 よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第12号から議案第14号に対する
文教厚生常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
大貫郁太郎君) 日程第3、議案第12号 平成26年度さくら市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第13号 平成26年度さくら市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第14号 平成26年度さくら市
介護保険特別会計補正予算(第1号)の3議案を一括議題といたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案第12号から議案第14号までの平成26年度各
特別会計の
補正予算については、一括して
文教厚生常任委員長から報告を求め、報告が終了した後、議案をもとに質疑、討論、採決を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 本案について、
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 1番、内藤進君。 〔
文教厚生常任委員長 内藤 進君 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(内藤進君) それでは、議案第12号 平成26年度さくら市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご報告申し上げます。 まず、
担当課長から説明を受け審査を行いました。 質疑では、今回の
債務負担行為の補正の
特定健康診査等業務委託とはどのような業務かとの委員の発言に対し、
委託業務は一般的な
基本検診等の
業務委託であるとの答弁がありました。 質疑を終結、討論なく、採決の結果、全委員の賛成により、議案第12号は原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、報告いたします。 続いて、議案第13号 平成26年度さくら市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 質疑では、この会計も
債務負担行為の補正であるが、業務の委託先はどこかとの委員の発言に対し、委託先は入札により決定される。今回は平成27年度から3年間の委託先を決めるもので、
入札参加医療機関は、
宇都宮健康クリニック、栃木県
保健衛生事業団などであるとの答弁がありました。 質疑を終結、討論なく、採決の結果、全委員の賛成により、議案第13号は原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、報告いたします。 続いて、議案第14号 平成26年度さくら市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 今回の補正は、臨時職員を雇うための賃金と平成25年度分の
介護給付費の実績が決定したため、余剰分を
診療報酬支払基金に返還するものでありましたので、質疑・討論なく採決結果、全委員の賛成により、議案第14号は原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、報告いたします。
○議長(
大貫郁太郎君) ただいまの
委員長報告に対し、
議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 それでは、議案第12号であります。
委員長報告に対し、質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより議案第12号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
大貫郁太郎君)
起立全員であります。 よって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号であります。
委員長報告に対し、質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより議案第13号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
大貫郁太郎君)
起立全員であります。 よって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号であります。
委員長報告に対し、質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより議案第14号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
大貫郁太郎君)
起立全員であります。 よって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第15号から議案第23号に対する
決算審査特別委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
大貫郁太郎君) 日程第4、議案第15号 平成25年度さくら市
一般会計決算の認定について、議案第16号 平成25年度
氏家都市計画事業上阿久津台地土地区画整理事業特別会計決算の認定について、議案第17号 平成25年度さくら市
公共下水道事業特別会計決算の認定について、議案第18号 平成25年度さくら市
農業集落排水事業特別会計決算の認定について、議案第19号 平成25年度さくら市
国民健康保険特別会計決算の認定について、議案第20号 平成25年度さくら市
後期高齢者医療特別会計決算の認定について、議案第21号 平成25年度さくら市
介護保険特別会計決算の認定について、議案第22号 平成25年度さくら市
簡易水道事業特別会計決算の認定について、議案第23号 平成25年度さくら市
水道事業会計決算の認定についての9議案を一括議題といたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案第15号から議案第23号までの平成25年度各会計決算については、一括して
決算審査特別委員長から報告を求め、
委員長報告に対する質疑、通告があった討論を許した後、一括採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 本案について、決算特別委員長から報告を求めます。 21番、矢澤功君。 〔
決算審査特別委員長 矢澤 功君 登壇〕
◆
決算審査特別委員長(矢澤功君) ご報告申し上げます。 当委員会に付託になりました議案第15号 平成25年度さくら市
一般会計決算から議案第23号 平成25年度さくら市
水道事業会計決算までの9議案について、一括してご報告申し上げます。 当委員会は、去る9月8日から3日間におきまして、議場において開催し、付託となりました議案を慎重に審査いたしました。 審査初日の9月8日は、総務常任
委員会所管分の
一般会計決算、2日目の9月9日は、
文教厚生常任委員会所管分の
一般会計決算及び
特別会計決算、3日目の9月10日は
建設経済常任委員会所管分の
一般会計決算及び
特別会計及び企業会計の決算であります。
議案説明のために出席を求めた者は、9月8日が
総務部長、
会計管理者兼
会計課長、
企画政策課長、
総務課長、
財政課長、
税務課長、
監査委員事務局長、
議会事務局長であり、9月9日が教育長、
教育次長、
学校教育課長、生涯
学習課長、
スポーツ振興課長、
市民福祉部長、
保険高齢対策課長、
健康増進課長、
市民福祉課長、
環境課長、
児童課長、
市民生活課長であり、9月10日が
産業経済部長、
建設部長兼
上下水道事務所長、
商工観光課長、
建設課長、
農政課長、
農業委員会事務局長、
都市整備課長、
水道課長、
下水道課長であります。 決算審査特別委員会を全委員で全会計の決算を3日間行うのは、今回が初めてでありましたので、議事進行に試行錯誤がありましたが、委員全員が共通理解を得ることができましたので、会期が若干長くなったものの有意義な審査であったと認識しております。なお、審査の方法につきましては、常任委員会同様、委員会独立の原則に諮り実施いたしました。 まず、執行部から、決算内容についての説明を求め、その後各委員が質疑、質問をし、細部にわたるまで業務内容をただしました。 今回の各会計の決算審査につきましては、執行部より決算書のほかに附属資料を作成していただきましたので、新規事業や重要な事業について事前に調査ができましたので、執行部のご配慮には感謝申し上げたいと思います。また、決算書、附属資料に基づく各
担当課長の説明及び質疑応答に際しましても、詳細にかつ明快な説明をいただきましたので、この点に関しましてもお礼を申し上げます。 そして、十分な審査が終了した時点で
議案ごとに採決いたしました。本来なら審議内容を委員の発言、説明員の答弁など詳細に報告すべきでありますが、当委員会に関しましては、その内容全てを全委員が掌握しておりますので、その分は省略させていただきます。 平成25年度一般会計の決算は、歳入決算額177億1,141万636円。歳出決算額160億6,407万5,756円。歳入歳出の差引額16億4,733万4,880円であり、翌年度に繰り越すべき財源としての1億9,020万3,000円を差し引いた実質的な収支は14億5,713万1,880円の黒字とのことでありました。厳しい財政環境にある中での苦労の後がかいま見られます。 一方、
特別会計、企業会計におきましても、各会計とも公共の福祉の増進を目指し、効率的な運用ができた予算執行であったということが理解できたものであります。平成25年度末には、降雪被害により農作物に甚大な被害がありましたが、これも迅速に対応するなど市民生活の安全・安心を守る予算が執行されました。 今後は、合併特例債を活用した事業が見込めないことから、事業の優先度、緊急度を綿密に精査の上、事業の見直しなどを実施し、自然災害時などにも弾力的に対応できる財政運営を望むものであります。 よって、当委員会に付託になりました平成25年度さくら市
一般会計決算、
氏家都市計画事業上阿久津台地土地区画整理事業特別会計決算、
公共下水道事業特別会計決算、
農業集落排水事業特別会計決算、
国民健康保険特別会計決算、
後期高齢者医療特別会計決算、
介護保険特別会計決算、
簡易水道事業特別会計決算、
水道事業会計決算の9議案につきましては、慎重審議の結果、いずれの議案も全委員賛成のもと、原案のとおり認定すべきものと決しました。 なお、委員からの要望として附属資料の作成に際しましての要望がありましたので、お伝えしたいと思います。内容には申し分ないのですが、各
担当課長の説明の中に前年度決算に対する比較が多くありました。この増減比較を附属資料に加えていただけると、説明がなくても理解できるものであり、ありがたいという要望であります。この点、次回からよろしくお願いいたしたいと思います。 以上で報告を終わります。
○議長(
大貫郁太郎君) お諮りいたします。 決算審査特別委員会は全議員が構成委員となっておりましたので、
委員長報告に対する質疑を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 本案について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。ご意見の発表をお願いいたします。 7番、若見孝信君。 〔7番 若見孝信君 登壇〕
◆7番(若見孝信君)
大貫郁太郎さくら市議会議長より発言の許可をいただきましたので、平成25年度さくら市歳入歳出決算の認定に当たり、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。 平成25年度一般会計の決算でありますが、歳入決算額177億1,141万636円、歳出決算額160億6,407万5,756円、歳入歳出差引額16億4,733万4,880円であり、翌年度への繰り越すべき財源1億9,020万3,000円を差し引いた実質的な収支は、14億5,713万1,880円の黒字とのことでありました。厳しい財政環境にあって、ご苦労されながらも工夫や努力の跡がうかがわれる決算であったと理解しているところであります。また、3日間にわたる決算特別委員会におきましても、慎重な審議がなされておりますので、これらを踏まえた上で、賛成の討論をさせていただきたいと思います。 平成25年度の我が国の経済を振り返りますと、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「3本の矢」による一体的な取り組みの経済効果から、家計や企業のマインドが改善し、消費等の内需を中心として景気回復の動きが広がってきました。また、企業の収益の増加から設備投資が持ち直しつつあり、雇用・所得環境が改善していく中で景気は穏やかに回復してきました。また、平成26年4月1日からの消費税率引き上げに伴う駆け込み需要により、個人消費が増加になりました。 さくら市におきましては、大震災により甚大な被害を受けたお丸山南斜面の崩落箇所の復旧工事の竣工、放射能汚染による食品の安心・安全性に対する風評被害の払拭等、対応すべき課題は山積しておりました。 これらを踏まえた平成25年度予算は、大震災からの復旧・復興を優先すべき課題として取り組みつつ、第1次振興計画後期基本計画の3年目となり、市長の2期目就任時のマニフェストに掲げた子育ての環境、教育、福祉の充実、農業・商業・工業、観光の振興・活性化、スポーツ、文化芸術の振興、防災対策の確立、行財政改革の推進を実現するため、各種事業を積極的に展開することとしていました。 振興計画後期基本計画に掲げた目標別に取り組んだ各種施策を見ますと、自立した協働のまちづくりにおける市民活動助成事業やNPO法人の育成と支援、安全・安心なまちづくりにおける見守り福祉ネットワークの推進事業及び声かけ収集事業の構築、人を育むまちづくりにおける多目的運動場整備事業、ミュージアム収蔵庫等増設整備事業の着手、さらに豊かさと活力のあるまちづくりにおける園芸作物推進支援事業、農道・用水路等補修事業などの農業基盤の総合的な整備、新たな市の特産品として期待している氏家うどんの推進などの地域振興対策、また観光分野では、JR氏家駅と市営温泉施設を結ぶ温泉バスの運行開始、機能的で快適なまちづくりにおける道路の整備、公共交通網の構築に向けた実証実験の拡大、氏家駅東口広場屋根整備、緑豊かで秩序あるまちづくりにおけるお丸山公園再整備基本計画の策定など、施策実現の成果として評価するものであります。 特に、東日本大震災からの復旧・復興については、復旧事業や放射能対策、防災対策に積極的に取り組まれ、昨年11月には、お丸山南斜面の崩落対策工事が完了しました。お丸山の復旧・復興に全力でご尽力いただきました国・栃木県を初め、工事関係者の皆様に心よりお礼と感謝を申し上げますとともに、この復旧・復興を契機として、お丸山地区のさらなる発展に期待をしているところであります。 厳しい財政状況ではありましたが、市税の徴収率は対前年度比0.5ポイント増となっており、業務の成果が徴収率向上につながるものと思われます。また、事務事業評価等による効率的な行財政運営に伴う財政健全化への努力も高く評価するものであります。 以上、平成25年度さくら市一般会計歳入歳出決算は、困難な財政運営を強いられる中、多くの市民の要望に応えるため、創意工夫と努力で適正な予算執行を行った結果のあらわれであると高く評価するものであります。 今後の財政状況を鑑みますと、景気は穏やかに回復しているようでありますが、先行きは不透明であり、平成27年度からは普通交付税が段階的に減額され、合併特例債も発行可能額は残り少ない状況にあります。一方、歳出におきましては、右肩上がりで推移している社会保障等、財政状況の厳しさは増すものと予測されることから、市民の不安はなお一層増幅するものと推察しているところであります。現在は市民の財政に対する意識はさらに高まっているものと考えられますので、財政の悪化は市民の信頼に背くものであると言っても過言ではありません。 後世に多大な負担を残すことなく、持続可能な財政を運営していくためには、将来の人口減少等の状況も踏まえ、全ての公共施設を対象とした公共施設等総合管理計画を策定し、長期的な視点で更新・統廃合・長寿命化等、公共施設等の管理に関する基本的な考え方を示し、財政負担の軽減や平準化を推進する必要があります。 また、現在計画されている事業につきましても、優先度、緊急度を再度精査の上、事業の見直しはもとより、状況によっては縮小や廃止といった苦渋の選択をした上においても、財政の健全化に努めていただくことを強く要望させていただきます。 結びに、行財政需要に弾力的に対応できる財政構造の構築と長期的な財政運営の安定性を確保しつつ、第1次振興計画後期基本計画の実現に向け邁進されますとともに、執行部の皆様の1年間のご苦労に敬意を表し、決算認定の賛成討論とさせていただきます。
○議長(
大貫郁太郎君) 討論は終わったものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第15号から議案第23号までの9議案について一括採決いたします。 議案第15号 平成25年度さくら市
一般会計決算の認定について、議案第16号 平成25年度
氏家都市計画事業上阿久津台地土地区画整理事業特別会計決算の認定について、議案第17号 平成25年度さくら市
公共下水道事業特別会計決算の認定について、議案第18号 平成25年度さくら市
農業集落排水事業特別会計決算の認定について、議案第19号 平成25年度さくら市
国民健康保険特別会計決算の認定について、議案第20号 平成25年度さくら市
後期高齢者医療特別会計決算の認定について、議案第21号 平成25年度さくら市
介護保険特別会計決算の認定について、議案第22号 平成25年度さくら市
簡易水道事業特別会計決算の認定について、議案第23号 平成25年度さくら市
水道事業会計決算の認定について、以上、各案に対する委員長の報告はいずれも原案のとおり認定すべきものであります。各案について、各委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
大貫郁太郎君)
起立全員であります。 よって、各案はいずれも原案のとおり認定されました。 〔発言する者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) この際
暫時休憩いたします。 (午前10時58分)
---------------------------------------
○議長(
大貫郁太郎君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午前11時17分)
---------------------------------------
△日程の変更
○議長(
大貫郁太郎君) お諮りいたします。 お手元に配付した本日の日程を一部変更し、資料の日程第9、
議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを日程第10とし、日程第9として栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書の提出を求める依頼の件の審査結果報告、質疑、討論、採決といたします。ご異議ありませんか。 〔発言する者あり〕
---------------------------------------
△陳情第26号に対する
文教厚生常任委員長の審査結果報告 ・質疑・討論・採決
○議長(
大貫郁太郎君) それでは、日程第5、陳情第26号 「介護・
医療総合確保法案」の撤回を求める陳情を議題といたします。
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 1番、内藤進君。
◆
文教厚生常任委員長(内藤進君) それでは、陳情第26号 「介護・
医療総合確保法案」の撤回を求める陳情について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本陳情は、本年5月9日、全日本年金者組合栃木県本部執行委員長より、持参・提出されたものであります。この法案は衆議院を通過し、参議院においても6月に法案が通過しております。 陳情の主な趣旨については、賛意すべきところではありますが、この法として成立していることから、賛否両論に意見が分かれ、結論を見出すまでには至りませんでした。 よって、今後も調査を重ね、議論を継続することが必要であるとの発言が多く出されたことから、採決の結果、委員全員の総意により、全会一致で継続審査とすべきものと決しました。 以上、報告いたします。
○議長(
大貫郁太郎君) お諮りいたします。 ただいまの
委員長報告は継続審査であります。委員長の報告のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情第26号は、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
---------------------------------------
△陳情第28号に対する
文教厚生常任委員長の審査結果報告 ・質疑・討論・採決
○議長(
大貫郁太郎君) それでは、日程第6、陳情第28号 「
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充を求める意見書」の提出を求める陳情を議題といたします。
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 1番、内藤進君。
◆
文教厚生常任委員長(内藤進君) それでは、陳情第28号 「
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本陳情は、本年8月4日、栃木県肝臓友の会県北代表鈴木和雄氏から持参・提出されたものであります。 陳情の主な趣旨については、現在、肝炎対策基本法が施行されているものの、まだ十分とは言えないので、「ウイルス性肝硬変・肝がんに係る
医療費助成制度を創設すること」「身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にすること」を求めて国に意見書の提出を求めるものであります。 委員からは、法律があるものの、その運用面で考えるべきところが、まだまだたくさんあることを国に訴えるべきとの委員の発言が多く出されたことから、採決の結果、委員全員の総意により、全会一致で採択すべきものと決しました。 以上、報告いたします。
○議長(
大貫郁太郎君) ただいまの
委員長報告に対し、質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 本陳情について討論に入ります。ご意見の発表をお願いいたします。 まず、反対討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 討論はないものと認め、討論を終結いたします。 これより陳情第28号を採決いたします。 陳情第28号に対する委員長の報告は、採択であります。 陳情第28号について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
大貫郁太郎君)
起立全員であります。 よって、陳情第28号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
---------------------------------------
△陳情第29号に対する
文教厚生常任委員長の審査結果報告 ・質疑・討論・採決
○議長(
大貫郁太郎君) 日程第7、陳情第29号 「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書に関する陳情書を議題といたします。
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 1番、内藤進君。
◆
文教厚生常任委員長(内藤進君) それでは、陳情第29号 「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書に関する陳情書について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本陳情は、本年8月11日、栃木県聴覚障害者協会理事長稲川和彦氏より持参・提出されたものであります。 陳情の主な趣旨については、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした「
手話言語法(仮称)」を国において制定することの意見書を国に提出するよう求めるものであります。 本案につきましては、委員会の冒頭、本陳情に関する趣旨説明をこの団体から伺いましたので、この法案の意味する重要性を認識したものであります。 審議における委員の発言は本陳情に賛同するものばかりでありました。 よって、採決の結果、委員全員の総意により、全会一致で採択すべきものと決しました。 以上、報告いたします。
○議長(
大貫郁太郎君) ただいまの
委員長報告に対し、質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 本陳情について、討論に入ります。ご意見の発表をお願いいたします。 まず、反対討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 討論はないものと認め、討論を終結いたします。 これより陳情第29号を採決いたします。 陳情第29号に対する委員長の報告は、採択であります。 陳情第29号について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
大貫郁太郎君)
起立全員であります。 よって、陳情第29号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
---------------------------------------
△陳情第30号に対する
総務常任委員長の審査結果報告 ・質疑・討論・採決
○議長(
大貫郁太郎君) それでは、日程第8、陳情第30号
集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回に関する陳情書を議題といたします。
総務常任委員長から報告を求めます。 5番、
加藤朋子君。
◆
総務常任委員長(
加藤朋子君) それでは、本委員会に付託されました陳情第30号
集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回に関する陳情書につきまして、その審査の経過及び結果をご報告申し上げます。 本陳情は、本年8月11日、戦争をさせない全国署名栃木県連絡会共同代表より、持参・提出されたものであり、
集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を撤回するよう、国に意見書を提出することを求めるものであります。 本陳情に対しては、政府が閣議決定したことであり、日本も強い国となり自身の身を守ることが必要という観点から、意見書の提出は不要という意見もありましたが、閣議決定だけでは憲法解釈変更は決定せず、また本陳情に「国会審議を経ず」とあるものの、閣議決定後に国会の審議を経るのは通常の流れであることから、国会の審議内容を見守る必要があるという意見も出されました。 本件に関しては、十分審議を尽くしましたが、意見の統一は見られませんでした。 採決の結果、賛成多数により、継続審査とすべきものと決しました。 以上、報告いたします。
○議長(
大貫郁太郎君) お諮りいたします。 ただいまの
委員長報告は継続審査であります。 委員長の報告のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情第30号は、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
---------------------------------------
△栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書の提出を求める依頼の件に対する
文教厚生常任委員長の
○議長(
大貫郁太郎君) 日程第9、栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書の提出を求める依頼の件を議題といたします。
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 1番、内藤進君。
◆
文教厚生常任委員長(内藤進君) それでは、栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書の提出を求める依頼の件の審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。 本件は、本年8月21日、塩谷町議会議長から直接依頼されたものであります。 今回の国において指定された栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求めることに賛同され、さくら市議会としての意見書を国に提出するよう求めたものであります。 本委員会としては、塩谷町の依頼を全面的に受け入れ、さくら市議会として塩谷町同様、意見書を提出すべきという意見でまとまりましたが、意見書案の検討では、塩谷町からの依頼のとおりすべきという意見と、最終処分場を国の責任において、東京電力福島第一原子力発電所付近に設置する意見を明文化し盛り込むべきという意見が出されました。 議論の結果、さくら市議会としては、荒川上流に最終処分場の建設による風評で農作物に甚大な被害をこうむる懸念があるので反対するという意をあらわすことにすべきという意見にまとまりました。 以上のようなことから、委員会の総意として、全会一致で栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地を
白紙撤回するよう求める意見書を国に提出すべきものと決しました。 以上、報告いたします。
○議長(
大貫郁太郎君) ただいまの
委員長報告に対し、質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 本案について討論に入ります。ご意見の発表をお願いいたします。 まず、反対討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 討論はないものと認め、討論を終結いたします。 これより本案について採決いたします。 委員長の報告は、依頼のとおり意見書を提出するものであります。 本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
大貫郁太郎君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり決することに決定いたしました。
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△
議会運営委員会の閉会中の継続調査について
○議長(
大貫郁太郎君) それでは、日程第10、
議会運営委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 議会運営委員長から、会議規則第109条の規定によってお手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
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△日程の追加
○議長(
大貫郁太郎君) 3件の
追加議員案が提出されておりますので、
事務局長をして朗読させます。
事務局長。
◎
議会事務局長(添田和弘君) それでは、朗読いたします。
追加議員案第1号
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充を求める意見書の提出について、
追加議員案第2号 「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書の提出について、
追加議員案第3号 栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書の提出について。提出者内藤進議員、賛成議員6人であります。 以上です。
○議長(
大貫郁太郎君) お諮りいたします。 内藤進君ほか6人から3件の
追加議員案が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1、
追加議員案3件の一括趣旨説明、追加日程第2、
追加議員案第1号
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充を求める意見書(案)、追加日程第3、
追加議員案第2号 「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書(案)、追加日程第4、
追加議員案第3号 栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書(案)として直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、追加日程第1、
追加議員案3件の一括趣旨説明、追加日程第2、
追加議員案第1号
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充を求める意見書(案)、追加日程第3、
追加議員案第2号 「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書(案)、追加日程第4、
追加議員案第3号 栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書(案)として議題とすることに決定いたしました。
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△
追加議員案第1号から
追加議員案第3号の一括趣旨説明
○議長(
大貫郁太郎君) 追加日程第1、
追加議員案第1号から
追加議員案第3号までの3件を一括議題といたします。 提出者から趣旨説明を求めます。 1番、内藤進君。
◆1番(内藤進君) それでは、提案理由を申し上げます。
追加議員案第1号は、
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充を求める意見書の提出についてであります。 我が国においてウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは、肝炎対策基本法や特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法、また、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法でも確認されているところであり、国の法的責任は明確になっています。 しかし、国においては肝硬変・肝がん患者に対する
医療費助成を含む生活支援について、何ら新たな具体的措置を講じていないのが現状であり、肝硬変・肝がん患者は、毎日120人以上の方が亡くなっており、
医療費助成を含む生活支援の実現は、一刻の猶予もない課題であります。 よって、これらの改善を国に求めるべく、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 続きまして、
追加議員案第2号は「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についてであります。 手話とは、日本語を音声ではなく、手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系を持つ言語です。手話を使う聾者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきました。 しかしながら、聾学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があります。 手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考えます。 よって、国において「
手話言語法(仮称)」の制定を強く求めるべく、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 続きまして、
追加議員案第3号は、栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書の提出についてであります。 東京電力福島第一原子力発電所事故で発生した
指定廃棄物の最終処分場建設問題については、平成26年7月30日、環境省が塩谷町寺島入地内の国有地を
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地と指定しました。 今回示された候補地は、西荒川ダムの上流至近距離に位置していることから、農業用水の水源を通じ、下流流域にある当市の主要作物である米作等への影響が懸念されます。 当市においては、多くの市民が農産物等の風評被害に苦しんでいる状況にあり、一日も早い復興に向け懸命の努力をしている最中であるので、今回の候補地選定は、さらなる深刻な風評被害につながるだけではなく、こうした市民の不断の努力や、安全・安心を希求する切なる思いを踏みにじるものであり、断じて容認できないものであります。 よって、さくら市議会は、塩谷町寺島入地内の国有地を
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地としたことに対し、断固、
白紙撤回を求めるため、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 以上でございます。
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△
追加議員案第1号に対する質疑・討論・採決
○議長(
大貫郁太郎君) 追加日程第2、
追加議員案第1号
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充を求める意見書(案)を議題といたします。 本案に対し、質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 本案に対する質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案について、常任委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 本案について、討論に入ります。意見の発表をお願いいたします。 まず、反対討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 討論はないものと認め、討論を終結いたします。 これより
追加議員案第1号を採決いたします。 本案について、原案のとおり賛成する諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
大貫郁太郎君)
起立全員であります。 よって、
追加議員案第1号は原案のとおり可決されました。
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△
追加議員案第2号に対する質疑・討論・採決
○議長(
大貫郁太郎君) 追加日程第3、
追加議員案第2号 「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書(案)を議題といたします。 本案に対し、質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 本案に対する質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、常任委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 本案について、討論に入ります。ご意見の発表をお願いいたします。 まず、反対討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 討論はないものと認め、討論を終結いたします。 これより
追加議員案第2号を採決いたします。 本案について、原案のとおり賛成する諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
大貫郁太郎君)
起立全員であります。 よって、
追加議員案第2号は原案のとおり可決されました。
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△
追加議員案第3号に対する質疑・討論・採決
○議長(
大貫郁太郎君) 追加日程第4、
追加議員案第3号 栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書(案)を議題といたします。 本案に対し、質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
大貫郁太郎君) 本案に対する質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、常任委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 本案について、討論に入ります。ご意見の発表をお願いいたします。 まず、反対討論の発言を許します。 8番、
五十嵐せつ子君。
◆8番(
五十嵐せつ子君) 私はただいま上程されました
追加議員案第3号 栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書の提出に対し、反対の立場から意見を述べさせていただきます。 まず、平成26年7月30日、当時の井上環境副大臣が塩谷町を訪れ、8,000ベクレル・パー・キログラム以上の国管理の
指定廃棄物の最終処分場選定に関する詳細調査の候補地を塩谷町上寺島地内の国有林野だとしたことが伝えられました。 放射能物質汚染対象特措法に基づく基本方針により、
指定廃棄物の処理は当該
指定廃棄物が排出された都道府県内で行うものとされております。栃木県内で発生し、一時的な保管が長期化している多量の
指定廃棄物や農林業系副産物と可燃性廃棄物、例えば稲わら、牛ふん、堆肥、腐葉土など県内約1万4,000トンは、全国で福島県に次ぎ2番目の総重量ということです。県内170カ所以上に置かれ、これらの処理を迅速に進めるには、県内いずれかの場所に最終処分場を設置しなければならないとされております。平成25年2月の選定プロセス見直し後、
指定廃棄物処分等有識者会議や栃木県
指定廃棄物促進市町村長会議を塩谷町選定に至るまでに計4回、選定後の1回を含め合計5回の会議を開催し、県内における
指定廃棄物最終処分場設置のための検討が重ねられてきました。 そして、今般の詳細調査候補地選定に至ったものであり、選定候補地付近は、荒川水系の水源として農業用水の水源となっていることから、下流である本市の米作等への懸念や風評被害による農林業、観光業への影響も理解できることではありますが、
白紙撤回を求めるということは、これまでの県内市町村長会議の決定を一方的に無視することでもあり、本市を含む他市町への影響が大きいと考えます。 私は、従来の国のみで選定し、候補地を提示する手法から県知事、県内全市町村長が参加された市町村長会議の場において選定、手法、丁寧なプロセス経過を踏まえての今回の詳細候補地選定に至っていることから、まず環境省に対し、候補地選定に当たっては今後さらに慎重を期すことで丁寧な説明を行い、地元住民の不安を払拭し、栃木県全体の合意形成を図ることが切に求められると考えます。 したがって、本意見書に対しては、私は意見書提出については反対ではありませんが、真っ向から反対ではありません。今の段階では
白紙撤回を求める意見書の提出としては、時期尚早ではないかと考えております。国の動向を鑑みてもこれから考えるものでございます。 よって、これを継続審査として取り計らっていただくことをお願いし、私からの反対討論といたします。 以上です。
○議長(
大貫郁太郎君) 次に、賛成討論の発言を許します。 12番、石岡祐二君。
◆12番(石岡祐二君)
追加議員案第3号 栃木県における
指定廃棄物の
最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書について、賛成の立場から討論を行います。 この意見書は、東京電力福島第一原発事故による
指定廃棄物の最終処分場の候補地として塩谷町寺島入が選定されましたが、地域住民にとっては到底理解できないと思っております。この地域は高原山や自然豊かで荒川水系の源流で日本
名水百選尚仁沢湧水群があります。その下流に当たるさくら市においては、飲料水や農業用水に利用され、市の基幹産業である農業への影響も懸念されており、また東日本大震災の被災地でもあります。今でも風評被害に苦しんでおります。国民の多くは
指定廃棄物の最終処分場を安心・安全であるとは思っておらず、信用しておりません。 今回、この場所に最終処分場が建設された場合には、今まで以上に県民・市民は苦しまなければならず、甚大な風評被害が懸念されます。市民の命と財産、生活を守るために、
白紙撤回を求める意見書に賛成いたします。 皆様のご賛同を強く訴え、討論といたします。
○議長(
大貫郁太郎君) 討論は終わったものと認め、討論を終結いたします。 これより、
追加議員案第3号を採決いたします。 〔「動議」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君) 21番、矢澤功君。
◆21番(矢澤功君) 今、2つの意見が出ました。当然、あすの新聞には、賛成多数という見出しによってさくら市議会の決定が報じられると思います。 そういう中で、五十嵐議員の反対という趣旨は、
白紙撤回という文言。きょうまで、5回における市町村長会議での協議結果を踏まえているということで、市町村長会議の重さ、そしてまた、委員会が採決したという重さ、それぞれの立場があるわけです。それは当然尊重しなければならないと思っております。隣接の矢板市は、白紙という言葉を削除しています。ただ、矢板市とさくら市の流域において、さくら市の風評が高まるのは当然であります。しかし、賛成討論にもあった、安心・安全だと国が論じているが、その真実性が市民に伝わっていないし、詳細の説明は我々にもほしいところです。できるなら、この種のものは、全会一致という報道のもとで可決していきたい。何が問題になるのかというと、この文言の中の、
白紙撤回の文字、何らかの言い回しで修正できるのかどうか、文字を削除することによって、どういう影響が出るのか、それを論じる時間をとっていただきたいので、休憩の動議を提出いたします。 〔「賛成」と言う者あり〕
○議長(
大貫郁太郎君)
暫時休憩といたします。 再開は1時30分からといたします。 (午前11時59分)
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○議長(
大貫郁太郎君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午後1時26分)
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